一般社団法人全日本きもの振興会とは

きもの文化の継承と普及

“11月15日はきものの日”の提唱

全日本きもの振興会は、昭和41年に本会が結成されて以来11月15日を”きものの日”に制定し、提唱してまいりました。
きものの日を制定することになったいきさつは、昭和39年の東京オリンピックに、東京を訪れた世界各国の人々から「日本の民族衣裳は”きもの”だと思っていたが、きもの姿をほとんど見かけないのは何故か」との声を受けて、本会のシンボルとなる日を制定すべく、11月15日を”きものの日”と制定し、以来、きものの普及と振興を図ってまいりました。
特に”きものの日”を中心に、その前後は「七五三詣り」など、きものに因んだ企画や行事が、毎年全国各地で盛大に展開されてきています。
本会としては、今後とも引き続き、”11月15日はきものの日”を広く提唱し、日本の伝統衣裳としてのきものが、大勢の人々に親しまれ普及発展することを念願しています。

七五三詣り行事の啓蒙普及

男子3才・5才、女子3才・7才を11月15日に祝う七五三の発祥は平安朝まで遡るといわれています。
3才の男児・女児ともに祝う「髪置きの祝い」は髪を伸ばし、「すが糸」を白髪になぞらえて、子供の頭に載せ健康と長寿を願います。男児が5歳になると「袴着の祝い」として幼年期から少年になったことを祝い「袴」を着用します。7歳になった女児は「帯解の祝い」として着物のつけ紐を取り帯を結びます。それぞれの儀式により日本人の心の象徴とも言えるきものの美しさが子供の心に刻まれることでしょう。
七五三は学校に入学するまでの大切な節目のお祝いで、親による子供への慈しみの心として、末永く残しておきたい行事です。

十三詣り行事の啓蒙普及

13歳になった男女が知恵・福徳を授けてくださる虚空蔵菩薩に詣でるもので古くから全国各地で行われています。
13歳が参詣の年とされているのは、13歳が最初に巡ってくる厄年でもあり、子供から大人への転換期として子供の無事な成長を祈願するというものです。
全国各地でのこうした行事を伝えていく取り組みをPRしています。

調査・広報活動

・インターネットホームページによる広報活動
アドレス:http://www.kimono-net.or.jp/ 本会の活動を紹介しています。
・会報による広報活動 「きものネット」及び「きものネットマンスリー」
・一般紙や業界紙、きもの専門誌による広報活動

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