きもの学kimono study

2016年「きもの学・京都」実施要項~一般社団法人全日本きもの振興会寄附講座~

趣旨

「きもの」は〈Kimono〉が国際語として通用する世界に誇れる民族衣装です。その歴史は、貫頭衣として用いられた遥か太古の昔に遡り、大陸の先進文化を取り入れながらも自国の美意識や文化的背景を折衷して、やがて独自の衣(ころも)文化が確立されるに至ります。時を超え、地の広がりを有した世界文化の精華なのです。こうした「きもの」を知ることは、日本文化の理解に繋がります。民族の美意識を精緻華麗な意匠に定着させた織や染の技術をはじめ、素材や装置や卓越した手わざの創出に見られる叡知の数々・・・。本講座では、各分野でご活躍の方々を講師にお迎えし、多角的に「きもの文化」の様々を学んでいただくことを目的に開講します。

講座提供の方法

(1)一般社団法人全日本きもの振興会が京都学園大学に「きもの学」の講座を寄付
(2)京都学園大学が「きもの学」の科目を開設。
(3)京都学園大学が「きもの学」を公益財団法人大学コンソーシアム京都へ提供
(4)公益財団法人大学コンソーシアム京都が参加各大学及び一般市民に対し案内

受講対象

きものの予備知識を持たない方をはじめ、きものに関心を抱き、きものを学びたい全ての方々を対象としています。
※ 当講座は、一般市民に大学レベルの高度な学習機会を提供しています(大学の正規科目として開講)

開催期間(夏季集中セミナー)を講義時間

講座日程
8月27日(土)~9月3日(土)
第3講時
12:40~14:10
第4講時
14:30~16:00
第5講時

16:20~17:50
※9月3日(土)のみ

講座数
1回90分×15講座(最終講座に試験を行います。学生必須、社会人は希望者のみ。)

講義会場

キャンパスプラザ京都
(大学コンソーシアム京都)
4階第2講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下ル東塩小路町939
(JR京都駅前・京都中央郵便局西・ビックカメラ前)
TEL:075-353-9111
キャンパスプラザ京都(大学コンソーシアム)

受講料

5,000円

別途、テキスト代
「きもの文化検定公式教本Ⅰ きものの基本」
特別価格2,000円(定価2,160円)

参考図書
「5・4級、3級対応2009年版きもの文化検定問題集」
特別価格100円(定価1,080円)

※開講日に会場受付で販売いたします。

受講申込

1.出願用紙 出願用紙に必要事項をご記入の上、(一社)全日本きもの振興会事務局までご郵送ください。
2.出願締切日 平成28年8月5日(金)
3.受講許可 受講の可否及び受講料の振込方法については、京都学園大学より6月末頃から順次、郵送によて連絡いたします。
※出願者多数の場合は出願用紙(出願理由書)をもとに審査を行います。
4.受講証の発送 振込の確認後、受講証を発送いたします。

出願用紙の入手方法

 こちらをダウンロードしてください。

カリキュラム

敬称略

回数月日講時分野講義テーマ講義内容講師
1

8/27

(土)

第三講時 ガイダンス
きものと観光
講義の流れと諸注意 観光客が旅に出てまず出会うのがコスチュームです。旅情を掻き立てる風俗がなぜ好きなのかを考察します。
また、講義全体の流れと諸注意の説明を行います。

京都学園大学

非常勤講師

   

清水宏一

2 第四講時 きものに親しむ 京の着だおれ 京の人の見せ方上手は、どこから来るのでしょうか。様々な角度から考察します。

服飾評論家

日本和装師会

会長

 

市田ひろみ

3

8/28

(日)

第三講時 きもの用語の基礎知識 きものと帯の種類や部位の名称、寸法、きものの着用に必要な小物について解説します。

NPO法人和の未来

理事長

  

装賀きもの学院

院長

 

安田多賀子

4 第四講時 きものと生活 通過儀礼、TPO きものを着こなすには、日本の祝い事や儀式、通過儀礼を知る必要があります。その上で何時、どんなきものを着ていけばいいの?帯は?小物は?について詳しく説明します。

三宅てる乃アカデミー

校長

  

三宅てる乃

5

8/30

(火)

第三講時 きものの科学 「初心者の帯はなぜ苦しい?」「夏に涼しいきものの着方は?」「ぞうりと靴で歩き方が変わるわけ」など、きものにまつわる疑問に、科学的見地から解説し、"きものはさらに面白い!"を実感いただきます。

京都大学医学部

特任教授

  

日本きもの学会

会長

 

医学博士

高橋裕子

6 第四講時 きものの歴史 きものの歴史 中世の小袖から近代の和服へと変化するきものの歴史を概観します。中世から近代の小袖について文様と技法の面からみていきます。さらに近世の小袖が近代的に変化する過程を文様面からたどります。

京都華頂大学

教授

 

馬場まみ

7

8/31

(水)

第三講時 きものの魅力 琉球列島の染織文化 奄美大島宇検村、大和村などに残る神衣装、ウレグシ織を紹介し、沖縄諸島、先島諸島に受け継がれる芭蕉、苧麻、木綿、絹織物、花織や絣、琉球王朝を代表する紅型等について解説します。

琉球大学

名誉教授

 

片岡 淳

8 第四講時 お寺の装束 お寺の装束とりわけ真宗寺院僧侶の衣体(装束)が、どのような経過を経て今日に至ったかを概観します。

真宗佛光寺派

宗務総長

長性院

住職

   

佐々木亮一

9

9/1

(木)

第三講時 きものと日本舞踊 きもの姿を美しく魅せる日本舞踊。その成り立ちや所作・演出・技法について解説します。

日本舞踊西川流

師範

帝塚山大学

非常勤講師

西川影戀

10 第四講時 きものができるまで 絹の価値を未来へ 世界の三大美女、クレオパトラ、楊貴妃、邪馬台国の卑弥呼も愛用したといわれる絹。絹は、お蚕様の命を頂いて生み出されます。古代から伝わる絹の魅力と価値を未来へ繋ぐ、絹きものの秘話を解説します。

㈱伊と幸

代表取締役社長

北川 幸

11

9/2

(金)

第三講時 これからの京友禅 現代の京友禅の工程を紹介するとともに、職人たちの京友禅にかける想い、そしてなぜ京友禅は京都で発達したかを検証しながら、「これからの京友禅」を考察します。

京都織物卸商業組合

理事

株式会社千總

代表取締役

 

仲田保司

12 第四講時 職人たちの街、西陣
職人の仕事・職人の想い
職人の国、日本。高度経済成長と昨今のデジタル化された社会で軽薄短小に陥りやすい現状の中、奥の深いアナログなモノづくりが残る日本の職人『匠』が生き残る街『西陣』...西陣織物に従事する職人たちの仕事、想いについて解説します。

株式会社秦流舎

舎主

野中健二

13

9/3

(土)

第三講時 きものを長く使う 京染悉皆 悉皆とは「ことごとくみな」という意味ですが、今回は特にお手入れ、再生に関して解説します。

テラムラ

店主

 

寺村貞亮

14 第四講時 きものの今日、明日 京都きもの風景 京都の街中での様々なきもの姿を見ながらきものの今日と明日を探ります。

「日本のきものぷらす+」

編集・発行人

 

日本きもの学会

常任理事

清田のり子

15 まとめ

気楽にきものを着よう
まとめと試験

  

講義の後に、全体のまとめと試験(学生必須、社会人は希望者のみ)を行います。

 

京都学園大学

非常勤講師

 

清水宏一

お問合せ先

一般社団法人全日本きもの振興会 事務局
〒604-8156
京都市中京区室町通蛸薬師下ル 丸池藤井ビル1階
TEL:075-211-0081/FAX:075-211-0125
URL:http://www.kimono-net.or.jp/

※お電話でのお問合せは、土・日・祭日を除く9時~17時にお願いします。

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