きもの学

2015年「きもの学・京都」実施要項~一般社団法人全日本きもの振興会寄附講座~

趣旨

「きもの」は〈Kimono〉が国際語として通用する世界に誇れる民族衣装です。その歴史は、貫頭衣として用いられた遥か太古の昔に遡り、大陸の先進文化を取り入れながらも自国の美意識や文化的背景を折衷して、やがて独自の衣(ころも)文化が確立されるに至ります。時を超え、地の広がりを有した世界文化の精華なのです。こうした「きもの」を知ることは、日本文化の理解に繋がります。民族の美意識を精緻華麗な意匠に定着させた織や染の技術をはじめ、素材や装置や卓越した手わざの創出に見られる叡知の数々・・・。本講座では、各分野でご活躍の方々を講師にお迎えし、多角的に「きもの文化」の様々を学んでいただくことを目的に開講します。

講座提供の方法

(1)一般社団法人全日本きもの振興会が京都学園大学に「きもの学」の講座を寄付
(2)京都学園大学が「きもの学」の科目を開設。
(3)京都学園大学が「きもの学」を公益財団法人大学コンソーシアム京都へ提供
(4)公益財団法人大学コンソーシアム京都が参加各大学及び一般市民に対し案内

受講対象

きものの予備知識を持たない方をはじめ、きものに関心を抱き、きものを学びたい全ての方々を対象としています。
※ 当講座は、一般市民に大学レベルの高度な学習機会を提供しています(大学の正規科目として開講)

開催期間(夏季集中セミナー)を講義時間

講座日程
8月22日(土)~8月30日(日)
第3講時
12:40~14:10
第4講時
14:30~16:00
第5講時

16:20~17:50
※8月30日(日)のみ

講座数
1回90分×15講座(最終講座に試験を行います。社会人は希望者のみ。)

講義会場

キャンパスプラザ京都
(大学コンソーシアム京都)
4階第2講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下ル東塩小路町939
(JR京都駅前・京都中央郵便局西・ビックカメラ前)
TEL:075-353-9111
キャンパスプラザ京都(大学コンソーシアム)

受講料

5,000円

別途、テキスト代
「きもの文化検定公式教本Ⅰ きものの基本」
特別価格2,000円(定価2,160円)

参考図書
「5・4級、3級対応2009年版きもの文化検定問題集」
特別価格100円(定価1,080円)

※開講日に会場受付で販売いたします。

受講申込

1.出願用紙 出願用紙に必要事項をご記入の上、(一社)全日本きもの振興会事務局までご郵送ください。
2.出願締切日 平成27年8月7日(金)
3.受講許可 受講の可否及び受講料の振込方法については、京都学園大学より6月末頃から順次、郵送によて連絡いたします。
※出願者多数の場合は出願用紙(出願理由書)をもとに審査を行います。
4.受講証の発送 振込の確認後、受講証を発送いたします。

出願用紙の入手方法

 こちらをダウンロードしてください。

カリキュラム

敬称略

   
回数 月日 講時 分野 講義テーマ 講義内容 講師
1

8/22

(土)

第三講時 ガイダンス 講義の流れと諸注意 「2015きもの学」の講義の流れを説明するとともに、「きもの学」の概要を説明します。

京都学園大学

非常勤講師

  

亀岡商工会議所

専務理事

 

清水宏一

2 第四講時 きものに親しむ きものの基礎知識(用語から後始末まで) きものと帯の種類や部位の名称、寸法、きものの着用に必要な小物、後始末について解説します。

三宅てる乃アカデミー

校長

  

三宅てる乃

3

8/23

(日)

第三講時 世界の民族衣装 きものが日本民族の伝統的な衣装であるように世界の民族にそれぞれ伝統的な服があります。気候、風土、宗教など様々な角度から考察します。

服飾評論家

日本和装師会

会長

 

市田ひろみ

4 第四講時 きものと生活 ”らしさ”とは きものの種類、模様で表す節目の祝い。先人の知恵から学び現代に生かす通過儀礼のきものについて解説します。

NPO法人和の未来

理事長

  

装賀きもの学院

院長

 

安田多賀子

5

8/25

(火)

第三講時 きものと健康 圧シートセンサーによる帯圧や皮膚温測定装置による平均皮膚温の測定という科学的な方法を用いた調査結果を踏まえ、きものを着ることが心身の健康にどのよう作用するかを解説します。

奈良女子大学大学院

教授

  

日本きもの学会

会長

 

医学博士

高橋裕子

6 第四講時 きものの歴史 きものの歴史 先人たちが大切に遺してくれたきものを通して、昔の人々の装いの世界を考えます。

京都文化博物館

学芸員

 

林 智子

7

8/26

(水)

第三講時 きものの魅力 日本で伝承する古代系自然布 現代の日本国内において伝承する、古代系と称する一群の自然布の分野を展望して、産地の現況と分布、技術を解説します。

京都伝統染織学芸舎

主宰

  

日本きもの学会

常任理事

 

富山弘基

8 第四講時 きものと共にある日本伝統文化 きものを着る立場から、きものと共に発達・発展してきた伝統文化と、その鑑賞に相応しいきものについて解説します。

株式会社染の聚楽

代表者

   

高橋泰三

9

8/27

(木)

第三講時 きものと日本舞踊 きもの姿を美しく魅せる日本舞踊の成り立ちや所作について解説します。

日本舞踊西川流

師範

帝塚山大学

非常勤講師

西川影戀

10 第四講時 きものができるまで 絹糸 絹とは、和装に使われている絹、全齢無菌・周年・無人・人工飼料・養蚕工場について解説します。

豊栄繊維株式会社

代表取締役理事

11

8/29

(土)

第三講時 西陣の大切なもの 西陣織ができるまでを、メーカーの独自性・もの創りに携わる人間の気持ちや姿勢などを中心に解説します。

株式会社秦流舎

舎主

野中健二

12 第四講時 これからの京友禅 現代の京友禅の工程を紹介するとともに、職人たちの京友禅にかける想い、そしてなぜ京友禅は京都で発達したか?を検証しながら、「これからの京友禅」を考察します。

京都織物卸商業組合

理事

株式会社千總

代表取締役

 

仲田保司

13

8/30

(日)

第三講時 きものを長く使う 長く楽しむ、きもの生活 「三代着られる」と言われるきもの。そこには長い歴史の中で完成された理由があります。着る前、着る時、着た後、その時々に「長く楽しむ」ため役立つ知識、きものの仕組みからお手入れ、いたんだきものの扱いまでを解説します。

テラムラ

店主

 

寺村貞亮

14 第四講時 きものの現在 きもの、今日から明日へ 伝統的工芸品産業としてのきものは苦境に立っているが、消費者の中にはきものを着ることへの興味に目覚めている人が少なくない。「明日のきもの」を探ります。

「日本のきものぷらす+」

編集・発行人

 

日本きもの学会

常任理事

清田のり子

15 まとめ

まとめと試験

  

全体のまとめを説明した後、試験を実施します。
試験は、学生必須、社会人は希望者のみとなります。

 

京都学園大学

非常勤講師

  

亀岡商工会議所

専務理事

 

清水宏一

お問合せ先

一般社団法人全日本きもの振興会 事務局
〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入 京都産業会館5階
TEL:075-211-0081/FAX:075-211-0125
URL:http://www.kimono-net.or.jp/

※お電話でのお問合せは、土・日・祭日を除く9時~17時にお願いします。

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