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会報誌"きものねっと"

「きもの市場調査」まとまる。「きもの好き」は依然高率

平成22年度の「きもの市場調査」が近くまとまります。調査は、第1部「きものを取り巻く市場環境」と第2部「きもの消費者アンケート」の2部構成で、今回が5回目の調査となります。きもの市場環境では、リーマン・ショック以来の厳しい経済環境から、あらゆるデーターが縮小トレンドを示しています。他方、きもの消費者への独自調査(東京・京都の「きもの学」受講生と昨年10月に実施され、4回目となる「きもの文化検定」対策セミナー受講者対象)で、きものの消費行動を多面的に分析しています。

消費者アンケート調査で明らかになった「きものの評価」では、「きものが好き」と答えた女性は「学生」、「主婦」、「社会人」とも85%以上の高率となりましたが、前回調査と比べると、学生が「やや減少」、主婦も「減少」しているものの社会人は「若干増加」しています。好きな理由では「変身できる」、「自分が輝ける」、「人に喜んでもらえる」であり、反対に嫌いな理由では「着る機会がない」、「動きづらく苦しい」、「着付けができない」のが3大理由でした。

京都コンサートホールで「ベストドレッサー賞」受賞者を表彰

「全日本きものベストドレッサー賞」は「日常的にきものを愛好し、魅力的にきものを着こなし、きものファッションリーダーとしての役割を果たしているなど、きもの文化の発展やきもの振興に功績のある方を表彰」しているもので、今回が6回目となります。今年度の「全日本きものベストドレッサー賞」は会員の方より9人の推薦をいただき、3月22日、京都市左京区の京都コンサートホールで受賞式典を開きました。当日、参加された受賞者は6人。この日は、京都市が制定した「伝統産業の日」で、会場では「きものクラシックコンサート」が開催されましたが、コンサート開催に先立って、小澤淳二・(社)全日本きもの振興会会長から表彰状などが贈呈されました。当日、表彰状が授与されたのは(財)日本きもの文化協会推薦の平井範惠様(愛知県春日井市)、小林美智子様(山梨県笛吹市)、(学)清水学園・清水とき・きものアカデミア推薦の鈴木陸子様(静岡県浜松市)、吉川良子様(愛知県知多市)、(株)桂川染匠推薦の梶谷比佐子様(島根県奥出雲町)、服部和子きもの学院推薦の木村厚実様(京都府京都市)ーーの6名。他に、松本惠永子様(奈良県橿原市・奈良県きもの振興会推薦)、三好房子様(香川県高松市・きものサロン桂推薦)、福田朋弥様(大分県大分市・全日本きもの文化学院推薦)が受賞されました。

盛況!初の東京日本橋「日本染織文化博覧会」は13万人が参加

昨年10月21日~28日、東京都中央区の日本橋一帯で繰り広げられた「きもの・和・日本橋 第1回日本染織文化博覧会」(和装関連7団体で構成する「同博覧会開催実行委員会」主催、小澤淳二委員長)は、さきごろ、初の博覧会の実施報告書をまとめましたが、期間中の各種イベントなどの参加者が13万人を超える盛況でした。
この博覧会は、(1) きもの美を纏うきもの着用機会の創出 (2) きもの伝統技術の継承 (3) 全国きもの産地の紹介 (4) 一般消費者に幅広くきものを紹介し、市場拡大に寄与ーーなどを目的に開かれた多目的な都市型大規模イベントでした。催事別の参加者数は以下のとおりです。
「日本染織紀行」(参加者9,900人)、「作り手によるギャラリートーク」(555人)、「着装アドバイス」(174人)、「染織の芸術展」(22,000人)、「染織の芸術展イベントトーク」(515人)、「きもの・和・日本の美」(750人)、「きものコーディネート大賞」(400人)、「全国染織産地きもの展示」(22.600人)、「染織文化博覧会レビュー」(20,800人)、「純国産絹展」(16,200人)、「日本絹文化シンポジューム」(350人)、「きものパレード」(47,000人)、「きもの大集合写真」(200人)、「東京きもの女王コンテスト」(600人)、「きものフェスタ」(6,500人)―。

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