
| 第九回 【着付教室開設40年、幅広い活躍支える豊富なキャリア】 服部和子きもの学院学院長 服部 和子さん <(社)全日本きもの振興会正会員> |
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きものの女王から、きもの着付学院を開設して40年の長いキャリアの服部和子院長は、本会の発足時からの会員です。いまも教室での授業のかたわら、きもの振興イベントに全国各地を飛び回っていますが、教室を始める時は「“着倒れの街”京都できものの着方を教えるなんて、と母親から嘆かれた。」といいます。
今年は教室開講40周年の記念パーティーも開き、区切りの年となりましたが、この間、きもの着付を習う生徒さんの気質も随分変わってきたと言います。
分れ目となったのは男女参画社会になって女性の社会進出が目立ち始めてから。最近では50歳前後の方が、定年以降にきものライフを楽しもうと習われるケースが増えている、と言います。「着付の技術だけでなく、教室は人間形成の場でもあり、癒しの時を感じてもらうところ」と、あらゆる相談事にも対応。服部さんならではの長いキャリアが成せるところかもしれません。
京都へ来る修学旅行生に、きもの着付指導をしています。女の子はもちろん、男の子もきもの体験は大好評。生徒が帰って来て片付けていると「畳みかたを教えて欲しい」と自発的に聞いてくる生徒もいて、きものを着ることがしつけ教育にもなっていることを実感するといいます。最近は京都の旅館組合でも観光客へ着付指導をすることになったり、小、中、高校への授業にも駆り出されるなど、引っ張りだこの活躍ぶり。京都市長との対談で、「大変感謝された」といいます。