リレーインタビュー

第五回
【周りの声援が後押ししてくれました】
04年きものの女王 齋藤 公美さん

「04年きものの女王の新潟県選出の齋藤公美さん・・・」。春分の日、京都で行なわれた全日本きものの女王全国大会で新女王に自分の名前が呼び上げられた瞬間の気持ちを聞くと「まさか、と思う気持ちで後は何も覚えていないです」斎藤さんは一瞬遠くを見る表情で、いまもあの時の興奮が甦ってくるようです。

女王に選ばれて故郷(新潟)に帰った翌日、いつものように父の会社(従業員約60人の製麺業)に出勤すると思いがけないものが待ち受けていました。社員の皆さんが、手作りの横断幕で待ち構えてくれたのです。「周りの方にこんなにも喜んでもらえるなんて・・・」と熱いものが再びこみ上げてきました。

もっとも、こうした“熱烈歓迎”は、新潟県の女王大会で選出されたときからのもので、県知事を表敬訪問したり、雪祭りの行事に参加したり、きもの園遊会に出て、それらが地元のTVで放映されると社内は大変。工場のラインを止めて、一時皆がテレビ画像にくぎ付けになったそうです。「田舎ですから知っている人が映るのが珍しいのです」といいますが、やはり会社の従業員のみんなに愛される斎藤さんの人柄が偲ばれるエピソードです。そして、「全国大会は地区のときとは違って、スピーチや立ち居振舞い審査などがあって、それに皆さんが立派だったから気後れもしましたが、会社のみんなが守ってくれた」と熱い声援が背中をおしてくれたのだといいます。

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