リレーインタビュー

第二回
【きもののお友達の輪を増やす】
なでしこ会代表 川中 淳子さん

きもの女王4人で始めた、きものを楽しむ会づくり。
98年の京都きものの女王に選ばれた川中淳子さんです。

50人ほどの会員で様々にきものを楽しむ

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98年の京都きものの女王に選ばれて4人の女王仲間と1年間色々なきもの振興活動に携わってきた。あっという間の1年だった。「任期が終わってこのまま解散するのはもったいないなぁ」という思いは皆同じ。誰から言い出すでもなく「それでは会を作ろう」で意見が一致、この年のきものの日(11月15日)に「なでしこ会」がスタートした。以来、川中さんがこの会のまとめ役として奮闘している。

「なんとなくきものが好きで、憧れがあった」川中さんは勤めながらきもの教室に通い始める。ここでますますきもの好き。「なにも新しくきものを買わなくても、手持ちのきもので」がきものビギナーへの川中さんのアドバイスだ。自身、母や叔母から譲られたきものも含めて手持ちのきものをすべて写真に収めた「きもの整理帳」を作っている。便利だし、きものへの愛着が一段と増す、という。

2000年に結婚。西陣の商家の嫁となり、いよいよきものとは離れられなくなるが、きものに対するスタンスに肩肘を張ったところは少しもみられない。なでしこ会の活動にもそのことは言える。とにかく「無理をしない」で、出来ることから出来る範囲で「きもののお友達の輪を増やす」活動を続けている。

いま、会員は50人ほどに膨れた。きものを着て歌舞伎を鑑賞したり、食事に行ったり、「きものでクラシック」に参加したり、人形づくりに挑戦・・・と時々のイベントを企画して参加者同士で楽しむ。メールで連絡をとりながら、次ぎの企画を考えていく。参加は自由、会費は参加時に500円と実費のみ。会報の発行も、年4回“ぐらい”と会報に載せるように無理のない範囲に止める。が、なかなかどうして、きっちりと「なでしこ通信」は発行され、手作りながら本格的な内容になっている。なでしこは可憐なだけでなく、筋金入りのきもの伝道師だった。

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